こんにちは、AKです。

 

ここでは、短答式試験合格までの体験談を複数回にわたって書いていきます。

1年ほど(中には半年なんて人も)で合格してしまう人もいる現在の短答式試験で、私は合格までに約2年ほどかかりました。

 

そんな私が、結果的に短答式試験を突破できたのは、多くの試行錯誤の結果だと思います。

2年という月日をかけて試行錯誤してきたからこそ伝えられることがあるんじゃないか、という想いで体験談を記します。

 

この体験談が、これから受験される方にとって少しでもお役に立てれば幸いです。

 

公認会計士試験の勉強を始めたきっかけ

イギリスに1年ほど留学していた私は、2015年6月に日本に帰ってきました。

当時の就活は、経団連が就活解禁の時期を試行錯誤していて、ぶれぶれな感じでした。

 

2014年までは、経団連に所属する企業は4月1日を就活解禁日としていたのですが、

私が就活をした2015年は8月1日に解禁日が変更となりました。

(学業の妨げになるとかならないとかで揉めていたそうです。)

 

6月までイギリスにいた私にとっては、4月解禁だと間に合わなかったので、8月解禁になってくれたことはとても運が良かったですね。

ちなみに、現在は6月解禁になっていると思います。

 

就活の話は機会があったら書くとして、そんなこんなで私は8月に就活を終えました。

 

いろいろと幸運が重なってすでに卒論を終えていた私は、気づいたわけです。

卒業までの約半年、ほとんどやるべきことはなく、まさに自由だと。

 

ここで私は2つの選択肢の間で迷いました。

  1. 日本一周ドライブの旅
  2. 公認会計士試験の勉強を始める

 

いやぁ、いいですよね、「日本一周ドライブの旅」。まさしく自由。

社会人になったらこんなに多くの自由時間がないことはなんとなく察していましたから、この選択肢はとても魅力的だったわけです。

最初は迷わずこっちを選択しようと思いました。

 

しかし・・・

 

留学をするために一年留年をした私が戻った大学には、友達がほとんどいませんでした。。

数少ない友達は、卒論やらバイトやらで長期間ドライブするなんて非現実的。

 

「じゃあ一人で行けよ。」となりそうなものですが、

ひとりで行動することが苦手な私は、あえなくドライブを断念。

 

残す選択肢は1つ。

「公認会計士試験の勉強を始める」

となったわけです。

 

 

いや、そもそもなんで選択肢に「公認会計士試験」が入ってるんだよ!

と思った方、ごもっともです。

 

実は、就活を始めるときに相談したキャリア論の大学教授がこのようなことを言っていました。

「公認会計士は特権階級だよ。公認会計士受かれば、見えてくる世界が変わると思うよ。」

 

なんと美しい響きでしょう・・・

結果的にそのまま就活をしたのですが、商学部でしたし、一度どんなものかは見ておきたいな、とは思っていました。

 

そんな軽い気持ちで始めてみた公認会計士試験。

その後、数年間にわたって私の頭の後ろにモヤをかける原因となったのですが、その頃はまだ知る由もないですよね。。

 

予備校をLECにした理由

さて、公認会計士の勉強を始めると決めたら次は予備校選びです。

まずは公認会計士試験について調べました。

 

ふむふむ、1次試験が12月と5月にあって、2次試験が8月にあるのか。

勉強を始めるのが9月だから、翌年の5月を目指そう。

 

そんな思いでまずはTACを訪れました。

話を聞くと、

「1.5年コース」

「2年コース」

・・・

あれ?そんなかかるの??

 

もういきなりやめようかと思いました。笑

 

仕事を始めてからはあまり時間が取れないことはわかっていたので、なるべく仕事が始まる4月までに一通りの範囲を見ておきたい、と思っていました。

ネットで調べてみると、大原もTACと同じように2年近くかかるコースのみ。

 

そこで、あまり大きい予備校ではなかったものの、藁にもすがる気持ちでLECを訪れてみると。

なんとあるじゃないですか、、、1年コース!!

 

しかも一通りの範囲を学習する入門期は翌年3月まで!!

 

これだったら仕事を始める前に一通りの範囲を学習できる、ということでLECを選択しました。

 

あとは、講座の価格も違いました。

というか、TAC・大原は2次試験である論文式試験まで含めたコースだったのに対し、
LECだけが、まずは1次試験である短答式試験を合格しようというコースだったので、それに合わせて価格も約半額でした。

まずはお試し的に公認会計士の勉強を始めてみたいという自分にとってはぴったりでした。

 

しかし、、、いいことばかりなはずもなく。

 

翌年の5月を目指す入門コースは、すでに3月くらい(現在8月終わり頃)に開講済みとのこと。

つまり、半年ほど遅れてのスタートになってしまうという問題が起こりました。

 

そうなると、もちろん生講義に出席しても内容が分からないので、出席できず。

しっかりと生講義を受けて食らいつこうと思っていた私にとっては、出鼻をくじかれてしまう恰好となりましたが、致し方なく通信コースを取って勉強を開始しました。

 

公認会計士受験生生活のはじまりです。

 

開始早々に心を折られた話

勉強のスタートからさかのぼること4年ほど前、私は日商簿記検定の2級を取得していました。

当時は独学で簿記の勉強をしたので、そこそこ苦労した記憶がありました。

公認会計士試験の講座は、まったくの初心者であっても問題ないように作られているとのことだったので、

まあそこそこ苦労して2級の勉強をして取得したし、最初のうちは余裕でついていけるだろうと高をくくっていました。

 

が。。。

 

まずは送られてきたテキストの量にビビりました。

大学受験でもそれなりに勉強しましたが、それに匹敵するかそれ以上か。。。

 

とはいえ、ここまでは想定内でした。

なんと言っても三大難関国家資格ですからね、このくらいは勉強しないと。

 

講義を受けてみること4回目くらいだったでしょうか。

・・・

あれ、分からない。。。

 

開始早々にして気づかされてしまったのでした。

私が独学で行っていたことは、ただ表面的に会計処理を追うだけの作業の暗記であったことを。

 

これには心がポキっと折られた気がしました。

 

この膨大な試験範囲を、このレベルの深さで理解しなければいけないのか、と。

 

何かやばいものに触れてしまった感が否めませんでしたが、

数十万円を無駄にするわけにはいかないので、とにかく講義を先に進めていきました。

 

すると不思議なもので、徐々に会計士の勉強に慣れていき、

分からなかった論点も、いったん離れてから戻ってみると分かるようになってたり。

人間ってすごいですね。

少しずつですが、「会計士の勉強って楽しいかも。」と思えてきたのです。

 

そんな思いも、またすぐに打ち砕かれてしまうのですが、それはまた次回に。

 

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